石油業界の展望2

おはようございます。

 

前回の記事で近隣のガソリンスタンドの現状などを書きました。

その後新たに市内近郊の1店舗が9月いっぱいで閉店する事が決まったそうです。

地下タンクの問題もあり、投資して営業をしても採算が合わないということで

閉店を決めたそうです。

 

さらに、年内で1店舗がセルフ化のために一時閉店するという情報もあります。

 

それぞれ判断は分かれると思いますが、

やはりいくら補助金が出るとはいえ

地下タンク問題は費用面でかなりの負担になりますから

閉店の方向で考えるところが多いのではないかと思います。

 

遅かれ早かれ決断をしないといけない時期が近いうちにくる、

どのタイミングで決断するかの問題です。

 

当社は近隣では一番先に閉めただけのことであって、

他社も明日は我が身だと思っているでしょう。

 

時代の変化によりガソリン車がどの程度減ってくるのはわかりませんが

需要が減る一方なのは間違いないです。

この先ガソリンスタンドという商売そのものがなくなる可能性もなくはありません。

ガソリン需要が完全にはなくならないにせよ、

ガソリン販売だけで商売が成り立つ時代が終わりに向かっているのは

間違いないです。

 

どうやって生き残るのかは各社考える必要がありますが

当社はガソリンを売って儲けるという土俵から降りました。

同じ土俵で競っても意味がないからです。

 

儲からない商売はやめて、他に儲かることをやる。

ビジネスとはそういうものだと思います。

儲からないことをいつまでもやっていても

いずれ状況が変わり儲かるようになるのならいいですが、

その見込みがないのなら

早く業種転換をするのがいいと僕は思います。

 

時代の変化というものは残酷ですが

それに逆らうことはできないのです。