ガソリンスタンドの常識とは(^-^;

こんにちは♬

 

ガソリンスタンドで働いてきた経験から思ったことがあったので

少し書かせてください(^-^;

 

僕ら世代以上は一般的にフルサービスのスタンドの方が馴染みがあると思いますが

今の20代などからするとセルフスタンドの方が一般的かもしれません。

 

フルサービスのガソリンスタンドのイメージは

 

ガソリンは店員さんが注いでくれる

 

ゴミや吸殻を処分してくれる

 

窓を拭いてくれる

 

これが一般的な認識だと思います。

 

 

一方セルスタンドのイメージは

 

給油は自分でする

 

ゴミなどは処分してくれない

 

窓拭きサービスはナシ

 

といったところでしょうかね。

 

今の若い世代にとっては逆に不思議に思われることもあるでしょう。

 

え?ガソリンスタンドって窓を拭いてもらえるんですか?

ガソリンスタンドって吸殻捨てたりしてくれるの?

って言われるかもしれません。

 

僕らより上の世代からしたら当たり前だったことでも

今の世代にとっては当たり前ではないのです。

 

僕も子供の頃に両親の車に乗せられて

ガソリンスタンドに行くことがありましたが

その際に窓拭きなどの対応を見てきたので

それが当たり前の様に思っていましたが、

今はセルフスタンドも増え

セルフでしか給油したことがない世代も多くなっています。

 

業界の当たり前は一般的な当たり前ではなくなってきているということです

 

コロナが流行りだしてゴミ捨てや吸殻を処分するサービスは

しなくなるスタンドも増えましたが

窓拭きは当たり前のサービスとしていまでもやっている所が多いです。

 

人材も不足しスタッフの負担は多くなるばかりの現状から、

窓拭きサービスはやめないかって提案をしたこともありましたが

他店がやっているのに当店だけやめるわけにはいかないということで

誰も賛同してくれませんでした。

 

窓を拭いてくれるのが当たり前と認識している世代は少なくなってくるのに

業界の常識から脱却できない時点で考え方が固執してしまっている気がしました。

 

世間の常識とのズレを認識して時代に合った運営方法を考えないと

スタッフの負担は増えるばかりですし

負担増を苦に退職者が出てさらなる人材不足を招く

悪循環に陥る可能性もあると思います。

 

時代の変化にどう対応し変化させていくかがポイントだと思います。

しかし長年蓄積してきた業界の慣習からはなかなか抜けられないとは思います。

特に僕より上の世代には変化を嫌う人が多いですからね(^-^;

 

僕は所長として閉店するまでに改革を起こすことは出来なかったですが

新しい世代が今までの業界の慣習を見直していくことを願っています。